がん/高度精密血液検査システム「リスクチェッカー」と、「大規模統合腫瘍免疫データ解析AIシステム」

リスクチェッカー/がん高度精密血液検査システム
大規模統合腫瘍免疫データ解析AIシステム

私たちが治療を始める前に使用するのが、「リスクチェッカー」と呼ばれる特別な血液検査システムです。これは別名を「がん・高度精密血液検査システム」と称し、がん免疫治療を実施する上で必要不可欠な情報が得られるからです。
この血液検査の特徴は、保険診療では決して行われない詳細な免疫情報を提供することで、様々ながんステージにおけるより精密な病状診断と、より相応しい対処方法を提供しています。

検査の適応となる症例

  • ・がん免疫治療における事前解析
  • ・がん病態の詳細な状況調査
  • ・がん手術後の取り残し調査
  • ・抗がん剤/放射線治療の効果評価
  • ・がん治療後の再発/転移の早期チェック、など

検査項目について

  • 1)抗がん性サイトカインの測定
    ・インターフェロンγ値/腫瘍壊死因子TNF-α値の測定
  • 2)炎症性サイトカインの測定
    ・インターロイキン6値の測定
  • 3)自然免疫系/NK細胞の測定
    ・NK細胞活性の測定
  • 4)獲得免疫系/ヘルパーT細胞比率の測定
    ・Th1サイトカイン比率
    ・Th2サイトカイン比率
    ・Th1/Th2比率
    といった7項目の腫瘍免疫系免疫検査に加え、
  • 5)がん関連抗原検査
    ・男女別/「がん関連抗原:TAA」20 項目という、全27項目にものぼる精密な検査結果を元に、新規開発の人工知能を応用した「大規模統合腫瘍免疫データ解析AIシステム」の解析ロジックによって、最適ながん免疫治療プログラムの解析/提案が行われます。

検査手法

リスクチェッカー検査は通常の血液検査と同様に、1~2分の採血で完了します。

リスクチェッカー検査の沿革

がんに対する高度精密血液検査システム、「リスクチェッカー(Risk Checker)」検査の原型は、1999 年に日本で初めて開発されたがん免疫検査システム「イムノドック(Immuno Dock)」に遡ります。そして臨床応用の開始直後より、このシステムはがん免疫治療の臨床応用に不可欠なものへと変貌を遂げていきました。
開発は、東京MITクリニック院長・宇野と、当時の研究上長(二人の免疫学専門/教授)によるアドバイスによって粛々と進められました。国内リリース時には、日本経済新聞社の専門紙にも取り上げられ、国内外から多数の問い合わせも頂戴しています。
その後、免疫学のさらなる進展に伴い、解析システムの論理ロジックに数度のバージョンアップが行われ、2012年には「リスクチェッカー」へと名称変更が行われました。
そして、2023年7月に、先進的な論理解析ロジックAIを利用した「大規模統合腫瘍免疫データ解析 AI」システムの導入に至りました。

マイクロ CTC 検査とは、血液検査によって血液中に流れ出たがん細胞の有無を調査する精密検査です。この検査の特長は、「間葉系のがん細胞」という、体内で特に広がりやすい種類のがん細胞だけを特定して見つけ出すことができる点で、比較的早期の再発/転移にも非常に役立ちます。東京MITクリニックでは、肉眼や画像検査では発見し得ない微小ながんが疑われる際や、がんの病期(ステージ)と症状が異なる様なケースにおける精密血液検査として利用してます。

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