悪性腫瘍と良性腫瘍の違い


腫瘍(しゅよう)とは、
細胞の異常増殖によって生じた塊(かたまり)、すなわち、腫れ・しこりの一種で、「悪性腫瘍(がん)」と「良性腫瘍」に分けられています。
それでは、この2つの腫瘍にどのような違いがあるのでしょうか。
実は、悪性腫瘍(がん)と良性腫瘍の間に特徴的な線引きが存在している訳ではありません。むしろ、腫瘍のふるまいによって区別されると理解した方が良いかも知れません。

悪性腫瘍(がんは、
異常な増殖によって永続的に成長を続けることで近くの臓器組織に浸潤し、時には血管やリンパ管を通って他の組織/臓器にも転移し、生命に重大な影響を与えてしまう腫瘍です。

一方で、良性腫瘍は
永続的な成長を続けることは非常にまれで、近くの臓器組織に浸潤することもありません。発生したその場でゆっくり増殖し、いずれはその成長もとまることがほとんどです。生命に重大な影響を与えることのない腫瘍だと考えても良いでしょう。

例えば、良性腫瘍でしばしば見受けられるタイプに、脂肪腫(しぼうしゅ)があります。これは皮膚の下にある脂肪細胞がゆっくりと増殖し、「脂肪のかたまり」を形成するような腫瘍です。痛みなどの症状もほとんどなく、触ると柔らかいのが特徴です。もちろん、放置すると徐々に大きくなることもありますが、浸潤や転移といった危険な兆候は生じないため、命に関わることもありません。
ただし、悪性腫瘍(がん)と良性腫瘍の正確な判別は非常に難しいので、専門医による検査と正しい診断が必要になります。

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