肺がん症例1
再発肺がんにて胸水貯留も治療期間6ヶ月でほぼ消失。 腫瘍マーカーも正常値まで改善
治療までの経過
肺がんの根治手術を2年前に実施するも、その1年後に再発・胸水貯留が発生。 全身抗がん剤治療を実施するも効なく、腫瘍マーカーの異常上昇とともに大量の胸水が貯留したケースである。 即座にがん免疫の状況を詳細に調べる高度精密血液検査システム「リスクチェッカー」を実施。 それにより抗がん性サイトカインの著しい増加(リンパ球失調)と、短命になりがちなヘルパーT細胞2系 (Th2)比率の異常上昇を確認。 次なる治療ポイントが抽出された。
治療前のCTの所見
治療前CTでは右肺に大量貯留した胸水が認められる。
治療前のリスクチェッカー所見
抗腫瘍効果の中心をなす抗がん性サイトカインの著しい上昇を認め、典型的なリンパ球失調の状況にあると判断された。 またヘルパーTh2細胞比率の上昇による今後の予後不良性も示唆されたため、厳重なアポトーシス誘導が求められた。
治療のポイントと治療方法
治療ポイント | 1.著しいサイトカインの増加(リンパ球失調)に対し、リンパ球安定化治療を実施。 2.さらに免疫学的がん消滅(アポトーシス)の誘導と促進を図る。 3.残存するがん細胞の補足向上を目的に、がんの表面蛋白(HLA抗原)発現を強化。 |
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治療方法 | アポトーシス誘導治療、ネオアンチゲン・ペプチド誘導の併用を実施。 |
治療費用
初診料 | 22,000円 |
リスクチェッカー検査 | 132,000円 |
ネオアンチゲン・ペプチド誘導(1回) | 572,000円 |
サイトカイン誘導治療 | 79,200円 |
合計費用 | 805,200円 |
治療に関するリスクや副作用について
同症例に対して同じ治療効果を示すものではありません。本症例のように必ず効果があるというものではございません。稀に顔のほてりなどの副作用が生じることがございます。治療期間は患者様によって異なります。