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すい臓がん症例3
治療開始より9ヶ月良好な結果が続き経過観察中
治療までの経過
2018年の夏に実施した検診で発見されたすい臓がん。発見時にはすい臓の(頭部)と呼ばれる領域に太い血管の巻きこんだ大きながん腫瘍が認められ、手術不可能と判断された症例。その後、標準治療としてゲムシタビン・アブラキサンという強力な抗がん剤が投与されるも、一ヶ月ほどで副作用による白血球の著しい減少が認められたため治療は中止。その後、腫瘍マーカーも大幅に上昇したため、弊院を受診。 その際に実施したがん免疫精密検査「リスクチェッカー」の所見を示す。この時点で極度に進行した末期がん特有の免疫異常、①サイトカインと呼ばれる免疫生理活性物質、3種すべての低下、および②炎症性サイトカインの増加に関与するヘルパーT細胞2系(Th2)が極度に増加。また、同日に実施した腫瘍マーカー検査において、特にすい臓と腹部リンパ節系に関係した項目の著しい増加が認められ、このまま放置では厳しい予後状況が想定された。 そこで、従来実施しているペプチド誘導療法に加えて「GHペプチド誘導」をアレンジし、その10日後(10/26)より治療を開始。 治療開始より2ヶ月後(12/18)、5ヶ月後(翌2019年、3/15)、ならびに9ヶ月後(7/23)に実施した腫瘍マーカー検査では、回を重ねるごとに非常に良好な結果が続き、がん症状もほぼ消失。 現在は治療も終了し、経過を観察中である。
治療前のCTの所見
右肺の背面に原発性の肺がんと、その周囲のろっ骨浸潤が認められた。 この状況では手術による根治はほとんど期待できない。
治療前のリスクチェッカー所見
治療開始より2ヶ月後(12/18)、5ヶ月後(翌2019年、3/15)、ならびに9ヶ月後(7/23)に実施した腫瘍マーカー検査では、回を重ねるごとに非常に良好な結果が続き、がん症状もほぼ消失。
治療のポイントと治療方法
治療ポイント | GHペプチド誘導療法 |
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治療方法 | アポトーシス誘導治療、ネオアンチゲン免疫治療を併用 |
治療費用
初診料 | 22,000円 |
リスクチェッカー検査 | 132,000円 |
ネオアンチゲン・ペプチド誘導(1回) | 572,000円 |
サイトカイン誘導治療 | 79,200円 |
合計費用 | 805,200円 |
治療に関するリスクや副作用について
同症例に対して同じ治療効果を示すものではありません。本症例のように必ず効果があるというものではございません。稀に顔のほてりなどの副作用が生じることがございます。治療期間は患者様によって異なります。