前立腺がん症例1
前立腺がんの骨盤内リンパ節転移、 治療期間3ヶ月でリンパ節の転移病巣もほぼ消滅。
治療までの経過
排尿困難を自覚し単なる前立腺肥大と判断、2年が経過してしまったケース。 その後も症状悪化は著しく、総合病院の泌尿器科受診後、すみやかに手術が実施された。 引き続きホルモン療法も併用されたが、1年ほど経過時点で再発。腫瘍マーカーの著しい上昇も止められなかった。 やむなく友人に勧められたサプリメント類も試すが状況に大きな変化は現れず、この時点で当院外来を受診。 即座にがん免疫の状況を詳細に調べる高度精密血液検査システム「リスクチェッカー」が行われた。 それにより抗がん性サイトカインの著しい低下(抗がん性免疫力がほとんど失われた状態) と、短命になりがちなヘルパーT細胞2系(Th2)比率の上昇を確認。 次なる治療ポイントが抽出された。
治療前のCTの所見
治療前CTでは骨盤底部、右側(写真では左・赤マル部分)に、リンパ節転移として腫れたがん病巣が数個認められた。
治療前のリスクチェッカー所見
抗腫瘍効果の中心をなす抗がん性サイトカイン全般に低下が認められ、サプリメント乱用による免疫枯渇現象の発生を確認。 またヘルパーTh2細胞比率の上昇は予後不良を強く示唆し、早急なる免疫治療・改善対応が求められた。
治療のポイントと治療方法
治療ポイント | 1.サイトカイン減少による、抗がん性免疫力の欠如。 2.免疫学的がん消滅の促進を図るため、細胞内部からのアポトーシス誘導を促進。 3.残存するがん細胞の捕捉向上を目的に、がんの表面蛋白(HLA抗原)発現を強化。 |
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治療方法 | アポトーシス誘導治療、ネオアンチゲン・ペプチド誘導の併用を実施。 |
治療費用
初診料 | 22,000円 |
リスクチェッカー検査 | 132,000円 |
ネオアンチゲン・ペプチド誘導(1回) | 572,000円 |
サイトカイン誘導治療 | 79,200円 |
合計費用 | 805,200円 |
治療に関するリスクや副作用について
同症例に対して同じ治療効果を示すものではありません。本症例のように必ず効果があるというものではございません。稀に顔のほてりなどの副作用が生じることがございます。治療期間は患者様によって異なります。