すい臓がん(症例3)


65歳男性:ステージ4/太い血管を巻き込む頭部の腫瘍

血管の巻き込み


すい臓がん症例です。発見時にはすい臓の(頭部)と呼ばれる領域のがん腫瘍も太い血管が巻きこんでいて判定はステージ4相当、根治治療は不可能と判断され、その後、標準治療の抗がん剤(ゲムシタビン・アブラキサン)も投与されましたが、一ヶ月ほどで白血球の著しい減少が認められ治療は中止となったそうです。

リスクチェッカー検査を実施


その後も多数の腫瘍マーカーが大幅に上昇し続けたため、当院の腫瘍免疫外来を受診されました。そこで、速やかに複合血液検査プログラムリスクチェッカー検査を用いた診療が始まりました。

ご来院時のCT検査所見


すい臓の(頭部)領域のがん腫瘍と、周囲にはその腫瘍に巻き込まれた太い血管群が認められました。

治療前のリスクチェッカー所見


がん腫瘍への免疫応答をになう抗がん性サイトカイン/3種に著しい低下が認められ、長期間にわたる免疫応答によって生じた「免疫疲弊」の存在が確認されました。加えて、予後不良因子となるヘルパーTh2細胞比率の上昇や複数の腫瘍マーカーの著しい上昇を勘案すると、早急な免疫対処の重要性が示唆されました。

治療後のがん活動性評価


治療開始の2ヶ月後(12/18)、5ヶ月後(翌2019年、3/15)、ならびに9ヶ月後(7/23)に実施した複数のがん関連抗原項目において回を重ねるごとに良好な結果が示され、がん症状もほぼ消失。治療開始より9ヶ月良好な結果が続き現在も経過観察中

治療のポイントと治療方法


【治療ポイント】
1.未切除であるがん細胞の表面に、識別マーカー「MHCクラスⅠペプチド」の再発現を誘導する。
2.がん腫瘍に対する免疫応答の促進を図るため、アポトーシス(プログラム細胞死)の誘導促進。
3.抗がん性サイトカインの減少による免疫応答の改善を図る。

【選択された治療】
ネオアンチゲン複合免疫治療の中から以下を選択
・ペプチド誘導(MHCクラスⅠペプチド)を実施
・アポトーシス誘導(プログラム細胞死の誘導)を実施
・サイトカイン誘導を実施

[経過] 複数のがん関連抗原項目において、回を重ねるごとに良好な結果が示され、がん症状もほぼ消失。治療開始より9ヶ月良好な結果が続き現在も経過観察中

診療費用(税込)


初診料(初回)22,000円(税込)
再診料(5日)27,500円(税込)
リスクチェッカー検査(1回)132,000円(税込)
ペプチド誘導(3回)1,716,000円(税込)
アポトーシス誘導(3ヶ月) 633,600円(税込)
サイトカイン誘導(2ヶ月)158,400円(税込)
血液検査(経過観察用:3回)34,650円(税込)
その他雑費(消耗品)4,620円(税込)

ネオアンチゲン複合免疫治療のリスクと副作用


副作用

MHCクラスⅠペプチド誘導使用する注射製剤を点滴投与する際、稀に顔のほてり感を自覚する場合があります。(発現エビデンス:1%以下)

なお、採血/点滴時に消毒用アルコール綿を使用した場合、稀に皮膚の軽い赤みを生じる場合があります。(発現エビデンス:5%程度)
アポトーシス誘導粉末に調剤された内服剤を空腹時に内服した場合、稀に胃部に清涼感を感じる場合があります。(発現エビデンス:3%以下)
サイトカイン誘導カプセル形状の本製剤を服用開始した初期に1~2日ほど便秘生じた例があります(発現エビデンス:1%以下)
遺伝子サイレンシング(ヒストン脱アセチル化誘導)カプセル形状の製剤を服用開始後、初日に便秘傾向を示した例があります(発現エビデンス:3%以下)
悪液質対策(グレリン様アミノ酸ペプチド製剤)口腔内崩壊錠という性質により、服用後に口腔粘膜の荒れが認められたケースがあります。(発現エビデンス:5%前後)


当院での検査/治療はすべて保険適応外の自由診療となります。

当院での検査/治療はすべて保険適応外の自由診療となります。また治療費用はご本人の病状や治療開始時期等によっても異なるため、あらかじめ担当医との相談や綿密な事前調査が望まれます。

※こちらの例示症例は、ご本人のがん病状に対する治療の一例です。例え、同一のがん種であったとしても、その医療判断/対処は個々人において様々であることも事前にご考慮願います。なお、診療費用にかかわる医療費控除については、確定申告の際に各自の申請をお願いしています。ご不明な点は居住地を管轄する税務署にご確認ください。

すい臓がん
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