胃がん・62歳 ステージ4 多発性肝転移 (#1)

目次
精密検査で胃がんステージ3▶︎ステージ4へ
発病の1年前から自覚していた腹部の違和感を放置。精密検査で胃がん/ステージ3と診断され、やがてステージ4へと経た症例です。
1ヶ月半後に胃がん手術(亜全摘:5分の4を摘出)を行い、傷の回復と同時に全身抗がん剤の点滴投与を併用。しかし点滴による抗がん剤治療の副作用が強く、内服による抗がん剤(TS-1)治療に変更。こうして6ヶ月が経過した頃、CT検査によって肝臓に多数の転移病巣が発見され、この時点で「胃がん/ステージ4」との判定となられました。結果、治療を断念した方です。

リスクチェッカー検査を実施
その後、数種類のサプリメントの内服や自身のリンパ球(免疫細胞)を体外で増殖させた後に再び体に戻すという免疫療法を併用。肝臓の転移病巣がさらに増加してきた時点で当院の腫瘍免疫外来を受診されました。

ご来院時のCT検査所見
肝臓に広がる多発性の肝転移病巣(赤マルで囲んだ3カ所)が認められました。

免疫治療前のリスクチェッカー所見
病状経過として肝臓の転移病巣が増加しつつあるため、即座にがんに対する免疫応答を詳細に調べる複合血液検査プログラム「リスクチェッカー」検査を実施しました。その結果、抗がん性の免疫応答に不可欠なサイトカインの数値がどれも大幅に低下、少なくともこの状況を打破しなければさらなるがん腫瘍の増大は避けられないものと判断されました。

治療のポイントと治療方法、経過
【治療ポイント】
1.手術後にも残存したがん細胞表面の識別マーカー「MHCクラスⅠペプチド」の再発現を誘導。
2.抗がん性サイトカインすべての大幅な減少に際し、速やかな改善を図るサイトカイン誘導を促進。
3.がん腫瘍に対する免疫応答の補助を図り、アポトーシス(プログラム細胞死)の誘導を促進。
【選択された治療】
ネオアンチゲン複合免疫治療の中から以下を選択
・ペプチド誘導(MHCクラスⅠペプチド)を実施
・サイトカイン誘導を併用
・アポトーシス誘導(プログラム細胞死の誘導)を併用
[経過] 治療開始約12ヶ月で肝臓の多発性転移がんが概ね改善。

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診療費用(税込)
初診料(初回) | 22,000円 |
再診料(5日) | 27,500円 |
リスクチェッカー検査 | 132,000円 |
ペプチド誘導(2回) | 1,144,000円 |
アポトーシス誘導(2ヶ月) | 211,200円 |
サイトカイン誘導(2ヶ月) | 158,400円 |
血液検査(経過観察用:3回) | 19,800円 |
その他雑費(消耗品) | 2,420円 |
合計費用 | 1,898,820円(税込) |
ネオアンチゲン複合免疫治療のリスクと副作用
副作用
MHCクラスⅠペプチド誘導 | 使用する注射製剤を点滴投与する際、稀に顔のほてり感を自覚する場合があります。(発現エビデンス:1%以下) |
なお、採血/点滴時に消毒用アルコール綿を使用した場合、稀に皮膚の軽い赤みを生じる場合があります。(発現エビデンス:5%程度) | |
アポトーシス誘導 | 粉末に調剤された内服剤を空腹時に内服した場合、稀に胃部に清涼感を感じる場合があります。(発現エビデンス:3%以下) |
サイトカイン誘導 | カプセル形状の本製剤を服用開始した初期に1~2日ほど便秘生じた例があります(発現エビデンス:1%以下) |
遺伝子サイレンシング(ヒストン脱アセチル化誘導) | カプセル形状の製剤を服用開始後、初日に便秘傾向を示した例があります(発現エビデンス:3%以下) |
悪液質対策(グレリン様アミノ酸ペプチド製剤) | 口腔内崩壊錠という性質により、服用後に口腔粘膜の荒れが認められたケースがあります。(発現エビデンス:5%前後) |
自由診療による治療費
当院での検査/治療はすべて保険適応外の自由診療となります。また治療費用はご本人の病状や治療開始時期等によっても異なるため、あらかじめ担当医との相談や綿密な事前調査が望まれます。
※こちらの例示症例は、ご本人のがん病状に対する治療の一例です。例え、同一のがん種であったとしても、その医療判断/対処は個々人において様々であることも事前にご考慮願います。なお、診療費用にかかわる医療費控除については、確定申告の際に各自の申請をお願いしています。ご不明な点は居住地を管轄する税務署にご確認ください。
当院は様々な症状の 胃がん患者様が来院されているクリニックです。
詳しい症例は下記の資料をご請求ください。