がん細胞の表面に、がんであることを指し示す識別マーカーを再び免疫に認識させ、キラーT細胞が攻撃できるよう促す ― 副作用に配慮したMHCクラスⅠ複合免疫療/がん異常シグナルを検知する血液検査リスクチェッカー「東京MITクリニック」

がん細胞の表面に、がんであることを指し示す識別マーカーを再び免疫に認識させ、キラーT細胞が攻撃できるよう促す ― 副作用に配慮したMHCクラスⅠ複合免疫療/がん異常シグナルを検知する血液検査リスクチェッカー「東京MITクリニック」

肺がん、がん死亡原因の第一位、その発症や転移、治療の仕組みに迫る

【このページの要点】

  • 肺がんでは、一般的な血液検査や腫瘍マーカーで異常が確認されない場合があります
  • その背景として、がん細胞が免疫から十分に認識されていない状態が関与する可能性が指摘されています
  • 特に、がん細胞表面における MHCクラスI の発現低下や機能不全が、免疫回避の一因となるケースがあります
  • 近年は、免疫学的な視点から肺がんを捉え直す研究や検討が進められています

より基礎から確認したい方は、免疫ががんを認識する鍵「MHCクラスI」とはをご覧ください。
▶︎免疫ががんを認識する鍵「MHCクラスI」とは

「骨・脳・肝転移」の危険性を告げられても、
それで道が途絶えるわけではありません。
治療選択が限られる”肺がん”ですが、
ここは、治療の可能性を探し続ける
あなたとご家族のための場所です

東京MITクリニック院長 医学博士
宇野克明

肺がんの症状・再発・転移に不安を感じている方へ
ご家族の方もご相談いただけます

目次


1) 国内の死亡原因第一位の肺がんとは

肺がんは、肺の気管支や肺胞にある細胞が異常に増殖してできる”がん”です。日本で年間約12万人が新たに診断され、がん死亡原因の第1位となり、大きく以下の2種類に分けられます

非小細胞(ひしょうさいぼう)肺がん(約8割)

比較的進行がゆるやかで、手術や放射線、薬物療法などが行われます。腺がん・扁平上皮がん・大細胞がんなどが含まれ、肺がんの大部分を占めます。

小細胞(しょうさいぼう)肺がん(約2割)

進行が速く、発見時にすでに広がっていることも多いため、薬物療法が中心になります。細胞が小さく、増殖や転移のスピードが速いタイプです。

初期の肺がんは自覚症状に乏しいことが多く、咳や血痰、息切れなどが出てから発見されるケースも少なくありません。このため、早期発見が難しいがん”のひとつといわれています。

※出典:国立がん研究センター がん情報サービス『大腸』(罹患2021・死亡2023)」

2) 肺の役割

肺は、体に酸素を取り入れ、二酸化炭素を排出する呼吸の中心的な臓器です。吸い込んだ空気は気管から枝分かれした気管支を通り、肺の奥にある肺胞(はいほう)という小さな袋に届きます。ここで酸素と二酸化炭素の交換が行われ、酸素は血液にのって全身へ運ばれます。

右肺は3つの葉(よう)、左肺は2つの葉に分かれ、この広い表面積を持つ構造によって、私たちは効率的に呼吸し、生命活動を維持しています。そのため、肺に”がん”が生じると呼吸そのものが妨げられやすく、全身に大きな影響を及ぼすことがあります。

主な働きは次の通りです

  • 酸素の取り込み:空気中の酸素を血液に取り込み、全身へ届ける
  • 二酸化炭素の排出:体内で生じた二酸化炭素を体外に出す
  • 酸塩基平衡の調整:血液の酸性・アルカリ性のバランスを保つ
  • 異物防御:気管支や肺胞でホコリや細菌を排除する
Information

肺は呼吸によって体に酸素を送り届けるだけでなく、外からの異物を排除する「防御の要」でもあります。その免疫の働きが弱まり、“がん”が異常を隠して平静を装い隠れてしまっても、MHCクラスI誘導治療は、そのがんを見える化し、再び挑ませる新しい選択肢です。→詳しくはこちらで説明しています。

肺がんの症状・再発・転移に不安を感じている方へ
ご家族の方もご相談いただけます

3) 肺がんが発生する部位(場所)

肺がんは、発生する場所によって大きく2つに分けられます。

中央型肺がん
 肺の中心部(太い気管支付近)に発生するがんです。
 咳や血痰、気道の閉塞による呼吸困難などが比較的早い段階から現れやすい特徴があります

末梢型肺がん
 肺の外側(細い気管支や肺胞の周辺)に発生するがんです。
 初期は症状がほとんど出ないことが多く、胸部X線やCTで偶然発見される場合があります。進行すると胸痛や息切れ、胸水の貯留などを起こすことがあります。

このように、肺がんは滞留しやすいため、がんができやすい部位とされています。発生部位によって症状の現れ方が異なるため、検査や診断がとても重要になります。

4) 進行と転移(速度)

左側:正常な肺 or 初期の肺がん(小さな影・腫瘍が肺の一部にあるイメージ)
中央:進行した肺がん(腫瘍が大きくなり、肺の範囲を占拠している)
右側:転移のイメージ(矢印で → 脳・骨・肝臓 へ広がる)

初期の肺がんは自覚症状が少なく、咳や血痰、息切れなどの症状が出てから見つかることも少なくありません。そのため、発見されたときにはすでに進行しているケースも多くあります。進行すると腫瘍が大きくなり、気道をふさいで呼吸を妨げたり、周囲の臓器へ広がったりすることがあります。さらに血液やリンパを通じて転移すると、治療はより複雑になります。

進行速度

また、肺がんは、胃がんや大腸がんと比べて進行や転移が早い傾向があるといわれています。例えば胃がん・大腸がんは比較的ゆっくり進行するタイプが多く、定期検診で早期に見つかるケースも少なくありませんが、肺がんは自覚症状が乏しいまま進行してしまい、発見時には進行がんや転移を伴っていることが少なくないのです。特に小細胞肺がんは数か月単位で急速に広がることが知られています。このため「進行の速さ」と「見つかりにくさ」が重なり、治療開始が遅れるリスクがあります。

特に肺がんでは、以下の転移が多く見られます

転移:頭痛、吐き気、しびれ、けいれんなど
転移:強い痛みや骨折のリスク
転移:肝腫大、黄疸、腹部の張り

5) 肺がんの症状

■ 初期症状(ステージ0〜I)

自覚症状がほとんどなく、健診やCT検査で偶然見つかることも少なくありません。

・軽い咳が続く
・痰が出やすくなる
・自覚しないまま経過することが多い

■ 進行期の症状(ステージII〜III)

がんが大きくなり、気管支や周囲の組織に広がると症状が現れてきます。

・長引く咳(2週間以上続く咳)
・血痰(血の混じった痰)
・息切れ、呼吸困難
・胸の痛み
・発熱や繰り返す肺炎

■ さらに進行した場合(ステージIV)

遠隔臓器に転移することで多様な症状が出ることがあります。ここでの詳細は省きますが、肺がんは脳・骨・肝臓への転移が多いとされ、転移先ごとに症状が異なります。→ 詳しくは「(4) 進行と転移」の項をご覧ください。

Information

肺がんは症状が乏しく、気づいたときには進行していることが少なくありません。それでも、「もう手立てがない」と告知されても希望となり得る治療法があります。→詳しくはこちらで説明してします。

病状に当てはまる方はこちらからご相談ください

6) 痛み・身体的弊害

主な痛み・身体的症状

局所の痛み:腫瘍が臓器や胸膜、腹膜、骨などを圧迫・浸潤することで生じる痛み。鈍い痛み〜刺すような痛みまで様々です。

・胸・呼吸関連の不快感(肺):胸痛、呼吸困難、強い咳や痰、血痰など。

・転移による症状:骨転移(激しい局所痛、骨折リスク)、脳転移(頭痛、吐き気、しびれ、意識障害)、肝転移(腹部膨満、黄疸)など。

・全身症状:体重減少、食欲不振、倦怠感(だるさ)、貧血に伴う息切れやめまい。

・治療関連の副作用:抗がん剤・放射線・手術後の痛み・末梢神経障害(しびれ)、胃腸症状など。

痛みが起きる主な原因

・腫瘍が神経・臓器・骨を直接圧迫する
・炎症や感染が起きる(膿瘍、胸水、腹水)
・治療(手術創、化学療法の神経障害、放射線による炎症)
・全身状態の悪化(栄養不良、貧血など)

日常生活で出やすい影響

・歩行や立ち上がりが辛くなる
・睡眠の質が低下する(痛みで眠れない)
・食事が進まない→体重減少・筋力低下
・精神的ストレス(不安・抑うつ)が増加

7) なぜ、肺で”がん”が発症するのか

肺がんの発症には、生活習慣や環境要因、そして体質や遺伝的な要因が複雑に関わっています。「喫煙=最大のリスク」と言われますが、それ以外にもさまざまな原因が知られています。

主な原因・リスク要因

肺がんと免疫の関係

肺は常に外気にさらされているため、異物や有害物質を排除する免疫機能の最前線でもあります。しかし“がん”は異常を隠して平静を装うことが知られています。近年は、この「隠れてしまったがんを再び免疫に認識させる」という新しい発想から、治療法の研究が進められています。

Information

たとえ進行がんやステージIVと診断された場合でも、MHCクラスI誘導治療という「免疫に再びがんを見せる」発想から生まれた新しい可能性があります。→詳しくはこちらで説明しています。

8) 標準治療(肺がん)の内容

■ 外科手術(切除術)

外科手術は、肺がんが限局している場合(主にステージI〜II)に行われる代表的な治療法です。がんを直接切除することで、これまで多くの患者さんに根治の可能性をもたらしてきました。一方で、がんの位置や広がりによっては手術後に再発や転移が起こることもあり、その場合は抗がん剤や放射線治療が追加されることもあります。

適応できないケース:腫瘍が広範囲に及ぶ/周囲臓器に深く浸潤している/全身状態が悪く麻酔に耐えられない など。
体への影響:肺の一部や全体を切除するため、呼吸機能の低下が避けられません。術後は息切れや体力低下を感じることもあり、リハビリや生活の工夫が必要になる場合があります。

Information

このように切除が難しいケースや、手術だけでは十分対応できない場合、体に優しい治療法を組み合わせる選択肢もあります。その新しい治療の選択肢が『MHCクラスI治療』です。→詳しくはこちらで説明しています。

■ 抗がん剤治療(化学療法)

肺がんの薬物療法として最も広く使われるのが抗がん剤治療です。
再発や転移を防ぐ目的、また進行肺がんに対してがんの増殖を抑える目的で行われます。
ただし抗がん剤は、吐き気や脱毛、免疫力低下など全身に及ぶ副作用を伴うことが多く、人によっては治療そのものを継続できなくなるほど強く現れる場合もあります。副作用を軽減するために制吐薬やG-CSFなどの支持療法が併用されますが、それでも生活に大きな影響を及ぼすことは少なくありません。さらに効果が時間とともに弱まっていくのも特徴のひとつです。

代表的な薬剤と副作用例

シスプラチン/カルボプラチン:吐き気や食欲不振、腎機能障害、聴力低下
・ペメトレキセド:口内炎や倦怠感、骨髄抑制による感染リスク
・タキサン系(ドセタキセルなど):脱毛、末梢神経障害(手足のしびれ)
・ゲムシタビン:倦怠感、白血球減少

副作用は人によって強く出ることがあり、追加の薬剤や入院管理が必要になることもあります。

Information

抗がん剤は効果が限定的で、副作用による負担も大きい治療です。こうしたリスクが想定される時、或いは限界に直面したときの新しい治療の選択肢が『MHCクラスI治療』です。→詳しくはこちらで説明しています。

■ 放射線治療

放射線治療は、手術が難しい場合や局所の腫瘍に対して行われます。肺がんでは定位放射線治療(SBRT)など精度の高い照射も用いられるようになりました。ただし、放射線はがん細胞だけでなく周囲の正常な組織にも影響を及ぼす可能性があります。これにより、照射部位の炎症(放射線肺炎)や咳・息苦しさ、食道炎、皮膚の赤みなどが副作用として現れることがあります。
一般に放射線治療による被曝量は治療計画で厳密に管理されており、全身的な被曝リスクは小さいとされていますが、それでも局所の副作用や長期的な影響は完全に避けられるものではありません。

● 主な副作用

・照射部位の皮膚の赤みや炎症
・食道炎による痛み・飲み込みづらさ
・放射線性肺炎(息切れ・咳)
・全身の倦怠感

放射線は体に蓄積し、累積線量に上限があるため、再照射には制限があります。

肺がんの症状・再発・転移に不安を感じている方へ
ご家族の方もご相談いただけます

9) 一般検査の種類(一部に自由診療検査が含まれます)

一般的に行われる肺がんの診断には、画像検査・細胞検査・血液検査など、複数の検査を組み合わせて行います。それぞれの検査には特徴があり、どの段階で用いられるかも異なります。
ただし、すべての検査に得意・不得意があり、目に見えない小さながんや、異常を隠して平静を
装う“がん”を完全に捉えることは難しい場合があります。
そのため「一般検査で異常なし」と言われても、がんの存在が否定されたわけではありません。必要に応じて、より高度で精密な検査を受けることで、一般検査では見つけにくいがんを早期に捉えられる可能性があります。

検査内容役割
胸部X線検査胸部全体を撮影し、影や異常陰影を確認肺がんのスクリーニング(ただし早期発見は困難)
CT検査数mmの病変も描出でき、腫瘍の大きさや位置を評価早期発見、病期の確定、治療方針決定
MRI検査脳転移や胸壁浸潤などを詳細に評価転移や局所進展の確認
PET-CT検査放射性物質を投与し、がん細胞の活動を画像化全身の転移や再発の確認
喀痰細胞診痰に含まれる細胞を調べ、がん細胞を検出肺門部のがん発見に有効
気管支鏡検査気管支内を観察し、組織を採取病理診断に必須
血液検査腫瘍マーカー(CEA、CYFRA、ProGRPなど)を測定がんの存在や再発の可能性を把握
高度精密血液検査 リスクチェッカー®(自由診療)27項目の免疫・腫瘍関連因子を解析し、標準検査では捉えられないリスクを精緻に評価標準検査の“死角”を補い、見逃された腫瘍や背景因子を明らかにする

10) 高度精密な血液検査の重要性

なぜ高度精密な血液検査が欠かせないのか。
確かに一般検査の画像検査や内視鏡は「目に見える腫瘍」を探すのは得意です。しかし、「本当にその症状が腫瘍によるものなのか?」「まだ小さすぎて映らないのでは?」「異常を隠して平静を装っているのでは?」といった問いに対する答えには限界があります。

標準検査の“死角”(がんは異常を隠して平静を装うという事実)

標準治療が届かない理由のひとつに、「異常を隠して平静を装う”がん”」の存在があります。
検査では見えず、薬にも反応しにくい――そうした「隠れたがん」が治療を難しくしているのです。一般的な血液検査では、赤血球や肝機能など「全身の健康状態」はわかっても、異常を隠して平静を装う“がん”や、その背景、免疫の異常までは見抜けません。そのため「異常なし」と言われても、実はリスクが潜んでいる場合があるのです。
「手立てがない」と言われる背景にある異常を隠して平静を装う“がん”性質」を知っておいてください。標準治療は“見えるがん”に対しては有効でも、“隠れるがん”に対しては力を発揮できないのです。

その標準検査の死角を埋める
リスクチェッカー

高度精密血液検査リスクチェッカーは免疫・腫瘍関連の27指標を同時に解析し、なぜ免疫が”がん”を見逃したのかといった“見えない領域”まで浮かび上がらせ背景因子を数値化する検査です。(詳しくは後記します)

Information

異常を隠して平静を装う“がんの兆候”を数値化できるのが『リスクチェッカー®』です。20年以上の研究と29,000症例データを基盤に、わずか2〜3分の採血で27項目を解析します。→詳しくはこちらで説明しています。

11) 標準治療自由診療副作用一覧

治療法主な副作用・リスク
外科手術手術後の痛み・一時的な出血や感染の可能性・呼吸機能の低下・合併症(肺炎など)
抗がん剤(化学療法)吐き気・食欲不振・脱毛・倦怠感・貧血・感染症リスク・しびれ(末梢神経障害)・間質性肺炎
放射線治療皮膚の赤み・疲労感・食道炎(飲み込みにくさ)・放射線肺炎
分子標的薬・免疫チェックポイント阻害薬下痢・肝機能障害・皮膚の発疹・間質性肺炎・自己免疫反応による臓器障害
MHCクラスI誘導治療(自由診療)重い副作用がほとんど報告されておらず、比較的身体への負担が少ない治療法とされています。

副作用が不安な方に、副作用の少ない選択肢があります

12) 「もう手立てがない」と言われる理由

1. 手術ができない場合

腫瘍の広がりや転移の状況、また体調や年齢などによっては、手術以外の方法を検討することがあります。

2. 抗がん剤の限界

初めは効いても、時間が経つと 耐性ができ、効果が薄れる薬ごとに副作用が強く、投与を続けられない

・オキサリプラチン:しびれ、冷感過敏
・イリノテカン:下痢、白血球減少
・フルオロウラシル系:口内炎、倦怠感、骨髄抑制
このように「効く薬がもう残っていない」と言われる状況になります。

3. 体力の低下

長い治療で消耗し、食欲不振や筋力低下が進む免疫力も落ち、副作用への耐性がなくなる
このように「治療そのものに耐えられない」と判断されることも少なくありません。

4. 標準治療の“枠”による限界

ガイドラインに沿った治療が尽きると、「もうできることはありません」と説明されるこれは「治療法が本当にない」という意味ではなく、保険診療の範囲では選択肢が尽きたということです。

5. 一方で残されている道

標準治療が尽きたからといって、すべての道が閉ざされるわけではありません。標準治療の枠の外にある選択肢 によって、新たな可能性が開けることがあります。ただし、標準治療の外に出ると主治医からの説明は限定的になり、患者さんやご家族が自ら情報を探し、道を選ぶ力が求められます。

13) ステージ4=末期? 手の施しが無いと告げられても、まだ選べる治療法があります

「もう末期だから」と諦める前に。
実はステージ4と末期がんは同じ意味ではなく、治療の選択肢は残されています。

つまり、ステージ4であっても、必ずしも末期がんではありません。この違いを理解することで、「治療の選択肢はまだ残されている」と前向きに捉えられるケースも少なくありません。

主治医から「もう手立てがありません」と告げられても、それはあくまで標準治療(保険診療)の範囲内で選択肢が尽きたという意味です。

分子標的薬が効かない遺伝子タイプだった
免疫チェックポイント阻害薬に反応がなかった
・体力の低下で抗がん剤を継続できない

こうした理由から「もうできる治療はありません」と言われるケースは少なくありません。
ですが、標準治療以外のアプローチ を視野に入れることで、まだ治療の可能性が残されている場合があります。新しい研究や自由診療の治療法によって、従来では見つけられなかった「隠れたがん細胞」を標的とする工夫が進んでいます。

その一つとして注目されているのが、MHCクラスⅠ誘導型免疫治療です。
異常を隠して平静を装
免疫から隠れてしまったがん細胞「見える化」し、再び攻撃できるよう工夫された治療法であり、実際に多くの患者さんに対して臨床で取り入れられています。

Information

ステージ4と告げられても、それは“末期=治療法がない”ことを意味しません。近年では、免疫が見失ったがんを再び認識させる MHCクラスI誘導治療 という新しい選択肢も検討されています。 → 詳しくはこちらで説明しています。
ステージ4と末期がんの違い → 詳しくはこちらで説明しています。

肺がんの症状・再発・転移に不安を感じている方へ
ご家族の方もご相談いただけます

14) なぜ免疫が攻撃できないのか
  ―異常を隠して平静を装う“肺がん”の正体

がん細胞はとても巧妙で、免疫の監視をすり抜ける方法を身につけています。

異常を隠して平静を装う:細胞の表面に出す“異常のサイン”を減らしたり消したりして、あたかも「普通の細胞」のように装う。

ブレーキをかける:免疫細胞に「攻撃しないで」という信号を送り、働きを弱める。

こうした結果、免疫細胞が「異常だ」と気づけず、がんが体内で生き残り、増えていってしまうのです。

15) 隠れた“がん”を暴く
   ― MHCクラスⅠ誘導型免疫治療

標準治療は“見えるがん”には有効ですが、“隠れるがん”には届きません。そこで開発されたのが、MHCクラスⅠ誘導型免疫治療です。『MHCクラスI誘導型がん免疫治療』は、「免疫がなぜ”がん”に気づけなかったのか」 に深く踏み込み、”がん”を再び免疫の標的として浮かび上がらせ(示し)、キラーT細胞に再認識・攻撃させることを目指す治療です。

実際に、当院のMHCクラスⅠ誘導型免疫治療には、ステージ4・進行がん・「手の施しがない」と告げられた方々が多くご相談に来られています。

副作用に配慮した設計

MHCクラス1複合型免疫治療

「免疫を高める」だけでは
限界があると言われる理由

免疫治療は「思うような結果が得られなかった」といった声があります。

それは、『免疫を高めることに注目する一方で、姿を隠した”がん細胞を免疫に見える状態”にするという視点が、十分に取り入れられていなかった』ことが挙げられます。MHCクラスI治療は、その“見える化”に焦点を当てた治療アプローチです。

“名札”を見つけてから
攻撃を再開するキラーT細胞

キラーT細胞が癌細胞の名札を発見し対応しているイメージ図

(※)エビデンス 治療担当・院長:宇野克明の研究/臨床実績。がん免疫治療の研究/臨床応用(外来診療)開始以来、およそ29,000例の治療経験症例を有しています。1997年10月24日〜2023年10月31日治療効果や副作用には個人差があります。最終的な適応・計画は医師の診断に基づきます。本ページの医学情報は一般的説明であり、診断・治療を置き換えるものではありません。
出典 : 国立がん研究センター がん情報サービス(大腸の統計)

16) 肺がん症例①②

症例画像
Information

肺がん以外のMHCクラスI治療症例(がん免疫治療36年間29,000例の治療症例(※))→こちらで詳しく説明しています。
(※)1997年から2023年までに、約29,000例の治療経験を積み重ねています。※治療効果や副作用には個人差があり、最終的な適応は医師の診断に基づきます。

抗がん剤治療/放射線治療/外科手術と
併用治療 が可能
です

かかりつけ病院で化学療法や放射線治療の標準治療を行いながら、MHCクラス1ネオアンチゲン複合免疫治療の併用が可能です。

外科手術と併用
化学療法(抗がん剤治療)と併用
● 放射線治療と併用

入院の必要はございません

MITクリニック診察室

当院では、最短で最善の結果を目指す治療体制を確立しております。そのため入院して治療をお受けいただく必要がなく、入院いただくための施設もご用意してございません。

肺がんの症状・再発・転移に不安を感じている方へ
ご家族の方もご相談いただけます

17) 異常を隠して平静を装う”がん”を見える化する『リスクチェッカー®』

RISK Checkerは東京MITクリニックの登録商標です。

「MHCクラスⅠ治療の設計精度を高める参考指標として、高度精密血液検査「リスクチェッカー」は欠かせない存在になっています

異常を隠し平静を装う
“がん”の“今と今後”を
見える化する

(※)治療を担当する院長/宇野克明の実績です。
1997年10月24日〜2023年4月28日

リスクチェッカー®は、20年以上の研究と29,000症例の臨床データから進化した高度精密血液検査です。わずか2〜3分の採血で27項目を解析し、画像検査では捉えにくい“隠れたがん”の兆候や免疫の異常を数値化。MHCクラスⅠ治療の精度を支える重要な検査です。

リスクチェッカー®は1999年に当院で開発され、2012年に商標登録。2023年には最新バージョンへ進化しました。36年・29,000症例の治療データとAI免疫データベースを活用し、”がん”に特化した27項目の血液検査を2〜3分で実施。多角的な解析により、早期発見と治療精度の向上を支えます。

(※)エビデンス 治療担当・院長:宇野克明の研究/臨床実績。がん免疫治療の研究/臨床応用(外来診療)開始以来、およそ29,000例の治療経験症例を有しています。1997年10月24日〜2023年10月31日

18) 肺がん・よくある質問

Q1. (咳・風邪の症状)
初期の肺がんにはどんな症状がありますか?
→初期にはほとんど症状がなく、気づきにくいのが特徴です。たとえ症状が出ても、咳やだるさなど風邪と似たものが多いため見逃されやすいです。

咳や痰が続くのですが・・・
→ 長引く咳や血の混じった痰は、肺がんの可能性のあるサインのひとつです。ただし必ずしも肺がんというわけではなく、気管支炎や肺炎など別の病気のこともあります。

Q2. (胸部の痛み・息切れ)
胸の痛みや息切れは肺がんと関係がありますか??
→ がんが進行して肺や胸膜に広がると、胸の痛みや呼吸のしづらさが出ることがあります。日常生活で息苦しさを感じる場合は、早めに医師に相談することが大切です。

Q3. (血痰)
血痰(血の混じった痰)が出たら肺がんですか?
→ 血痰は肺がんの典型的な症状のひとつですが、結核や気管支拡張症など他の病気でも起こります。「血痰=肺がん」と決めつけず、ただし軽視せず検査を受ける必要があります。

Q4. (進行時の症状)
肺がんが進行するとどんな症状が出ますか?
→ がんが広がると、声のかすれ(反回神経麻痺)、顔や首のむくみ(上大静脈症候群)、骨転移による痛み、脳転移による頭痛やしびれなど、全身にさまざまな症状が出ることがあります。

Q5. (痛みの度合い)
ほかのがんと比べて、肺がんの痛みは強い/多い?
→ がん全体での「痛みの有病率」は約40~45%と報告されています。肺がんでは胸痛が20~40%の患者さんにみられ、胸膜や骨に広がると痛みが強く出やすくなります。ただし「他がんより必ず痛い/軽い」とは一概に言えず、がんの広がり方によって痛みの度合いは変わります

Q6. (ご自宅での緩和)
自宅で痛みを和らげてあげる方法は?
→ 肺がんによる胸の痛み・呼吸困難・骨転移の痛みが強く出ることもあります。
ご家族ができる工夫としては:
・上半身を少し起こして呼吸を楽にする姿勢の工夫
・室温や湿度を快適に保ち、扇風機やうちわで風を送る
・口や唇の乾燥を防ぐために水分補給や保湿ケアをする
・好きな音楽ややさしい会話などでリラックスできる環境を整える
・痛みのタイミングをメモして医師に伝える

Q7. 肺がんは根治できるのですか?
→ 肺がんは早期に発見され、手術で切除できた場合には治癒を期待できるケースがあります。
国立がん研究センターの統計でも、Ⅰ期の非小細胞肺がんでは5年相対生存率が84.1%と報告されており、多くの方が長期生存を得ています。一方で進行してから見つかった場合は治癒を目指すことが難しく、治療の中心は延命や症状緩和となります。ただし近年は、新しいMHCクラスI誘導治療などの登場により、従来は根治が困難だった症例でも改善の可能性が広がっています。

Q8. 延命率(生存率)は?
→ 国立がん研究センターの集計では、非小細胞肺がんの5年相対生存率はⅠ期84.1%、Ⅱ期54.4%、Ⅲ期29.9%、Ⅳ期8.1%。小細胞肺がんではⅠ期44.7%、Ⅱ期31.2%、Ⅲ期17.9%、Ⅳ期1.9%と報告されています。数字だけを見ると希望を失いがちですが、免疫を呼び覚ます新しい治療(MHCクラスI誘導治療) の登場により、これまで選択肢が限られていた方にも可能性が広がりつつあります。
※年齢・全身状態・病理型・治療法で大きく異なります。

出典:国立がん研究センター がん情報サービス「肺がん」(https://ganjoho.jp)
出典:日本呼吸器学会 肺がん診療ガイドライン 2023

※上記は病院ベースの集計値です。年齢・全身状態・病理型・治療選択(手術・放射線・薬物・分子標的薬・免疫療法など)で個人差があります。近年は治療の進歩もあり、最新の実臨床成績は施設や症例により異なります。また、新しい治療法の導入により「従来は治療が難しかった症例でも改善が見られるケース」が増えてきていることも報告されています。
出典:国立がん研究センター がん情報サービス「肺がん」:日本呼吸器学会 肺がん診療ガイドライン 2023

さらに詳しくお知りになりたい方はこちら

19) 自由診療による検査費、治療費 1回あるいは一ヶ月単位 (税込)

当院での検査/治療はすべて保険適応外の自由診療となります。また治療費用はご本人の病状や治療開始時期等によっても大きく異なるため、あらかじめ担当医との相談や綿密な事前調査が望まれます。

東京MITクリニック
院長/医学博士
・宇野克明

がん免疫治療と向き合って36年
保険診療だけでは対応が難しい命

これまで「保険診療の範囲内では対応が難しい命」があることに深く疑問を感じ続けてきました。現在の健康保険医療制度では、たとえ革新的ながん治療法や新薬が登場しても、それが保険適用されるまでには長い時間が要求されます。その結果、手を差し伸べられない現実との大きな隔たりを…続き>>(院長プロフィール)

当院施設のご紹介


  • ネオアンチゲン複合免疫治療とは

    まずは免疫療法を知る 免疫療法は、元来、体が持っている免疫力を応用してがん細胞の排除を目指す治療方法です。 こ…

  • 免疫療法のメリット・デメリット

    がん治療の三大標準治療に加えて「第4のがん治療法」と呼ばれ、近年注目を集めているのが免疫療法です。従来の化学療…

  • 生存率と死亡率

    死亡率 日本では高齢者の人口が増えたことにより、がんによる死亡者が増加しています。そのため、「昔も今も、がんに…

  • 5段階のステージ分類(早期がんと進行がん)

    5段階のステージ分類(早期がんと進行がん) ステージとは がんの進行具合を示す指標が「ステージ分類」です。 大…

施設名称医療法人社団 東京MIT 東京MITクリニック
診療科目腫瘍内科/外科 (完全予約制・自由診療)
診療時間月~金 10時~17時(土日祝日を除く)
住  所〒103-0027 東京都中央区日本橋3-8-14 日本橋ビル1F
院  長宇野克明
連 絡 先 がん無料相談フリーダイヤル 0120-556-135>>
※ 東京MITクリニックは医師を代表者(理事長)とする医療法人(医療法人社団)です。

診療時間

診療時間
10:00〜12:30
13:00〜17:00
初・・・初診の皆様を優先しております。

当院までのアクセス

  • 所在地
    東京都中央区日本橋3-8-14日本橋ビル1F
    Google Mapで表示>>
    Yahoo! マップで表示>>
  • 東京駅/八重洲北口から徒歩5分ほど
    東京メトロ銀座線日本橋駅/徒歩2分ほど
    (日本橋高島屋のすぐ近くです)
    (お迷いの方はお電話ください)
  • 診療時間
    平日10:00~17:00 / 土日祝定休
医療法人社団 東京MITクリニックは東京駅/八重洲北口より徒歩5分。全国はもとより東京・神奈川・千葉・埼玉・茨城・栃木・群馬・山梨・静岡県にお住まいの皆さまを対象とした医療の提供を行っております。※ 東京MITクリニックは医師を代表者(理事長)とする医療法人(医療法人社団)です。

肺がんの症状・再発・転移に不安を感じている方へ
ご家族の方もご相談いただけます

検査・初診・来院のご予約

Information

東京MITクリニック”がん”総合サイトでは、さらに詳しい”がん情報”を公開しています→こちらからどうぞ。

学術的エビデンス(参考文献)

学術的エビデンス(参考文献)

・宇野 克明, 辻 公美, 細川 丈志 ほか.免疫学的パラメーターを用いたがんスクリーニングの意義.日本臨床免疫学会誌.2000;23(2):114-123.
・Uno K, Hosokawa G, Chikumaru S, Ogoshi K.Impaired Th1-Related Immune Systems in Cancer Patients.Annals of Cancer Research and Therapy.2000;8(1-2):77-87.
・宇野 克明, 筑丸 志津子, 生越 喬二 ほか.消化器癌患者における非特異的免疫治療とAdvanced Terminal Care.消化器免疫.2003;40:102-105.
・宇野 克明, 辻 公美, 幕内 博康, 田島 知郎 ほか.消化器癌患者におけるTh1/Th2バランスを中心とした免疫学的パラメータ検討の意義.消化器免疫.2004;37:19-22.

研究背景(備考) 本研究群は、宇野克明医師(東京MITクリニック)とその所属研究室による発表であり、 当時の東海大学医学部第二外科・移植学教室との共同研究を含みます。特に、生越喬二教授・幕内博康教授・田島知郎教授・辻公美教授ら、 東海大学を代表する教授陣との研究業績が含まれています。

※本ページの内容は一般的な情報提供を目的としています。特定の治療効果を約束するものではありません。 ※症例紹介は個々の一例であり、すべての方に同様の結果を保証するものではありません。 ※『MHCクラスI治療』および『リスクチェッカー®』は自由診療(保険適用外)です。費用・有害事象・代替手段等については事前に医師が説明します。

PAGE TOP