すい臓がん(症例4)


85歳男性:すい臓がん・ステージ4 肝臓にも転移

2019年1月、すい臓がんステージ4、保険医療における標準治療の適応ができず、本人もご高齢を理由に以後の保険を断念。

リスクチェッカー検査を実施


当院に来院された時は既にすい臓がんは大きな腫瘤へと変貌し、肝臓にも多発性の転移が認められるという深刻な病状となっていました。そこで、がん腫瘍の急速な増大を勘案し、即座に複合血液検査プログラム「リスクチェッカー」検査を実施するとともに治療も即座に開始しました。

ご来院時のCT検査所見


周辺の動脈を巻き込んだまま増殖を続けるすい臓がんに加え、遠隔臓器への影響として肝臓に多数の転移性がんが認められていました。

治療前のリスクチェッカー所見


極度に進行した末期がん特有の免疫異常として、抗がん性サイトカイン3種すべてが著しく低下していました。
加えて、がん関連抗原検査においても、すい臓/消化器系を中心とする多数の腫瘍マーカーに著しい上昇が認められ、このままでは非常に厳しい予後が想定されました。

治療後のがん活動性評価


治療開始およそ2ヶ月後(11/1)、4ヶ月後(翌2020年、1/7)に実施した腫瘍マーカー検査の結果、上昇していた腫瘍マーカーが良好な低下を示し、訴えていた腹部症状も消失。なお、この頃には日夜続いていた腹部症状もほぼ消失。引き続き定期的な通院指示をしながら経過観察が必要であると考えます。

治療のポイントと治療方法


【治療ポイント】
1.切除不能となっていたがん細胞表面に識別マーカー「MHCクラスⅠペプチド」の再発現を誘導。
2.がん腫瘍に対する免疫応答の促進を図るため、アポトーシス(プログラム細胞死)の誘導促進。
3.抗がん性サイトカインの減少という免疫応答の低下に際し、速やかな改善を図る。

【選択された治療】
ネオアンチゲン複合免疫治療の中から以下を選択
・ペプチド誘導(MHCクラスⅠペプチド)を実施
・アポトーシス誘導(プログラム細胞死の誘導)を実施
・サイトカイン誘導を実施

[経過] 治療後は上昇していた腫瘍マーカーが低下、訴えていた腹部症状も消失。

診療費用(税込)


初診料(初回)22,000円(税込)
再診料(6日)33,000円(税込)
リスクチェッカー検査132,000円(税込)
ペプチド誘導(3回)1,716,000円(税込)
アポトーシス誘導(3ヶ月)316,800円(税込)
サイトカイン誘導(2ヶ月)158,400円(税込)
血液検査(経過観察用:3回)34,650円(税込)
その他雑費(消耗品) 4,620円(税込)
合計費用2,417,470円(税込)

ネオアンチゲン複合免疫治療のリスクと副作用


副作用

MHCクラスⅠペプチド誘導使用する注射製剤を点滴投与する際、稀に顔のほてり感を自覚する場合があります。(発現エビデンス:1%以下)

なお、採血/点滴時に消毒用アルコール綿を使用した場合、稀に皮膚の軽い赤みを生じる場合があります。(発現エビデンス:5%程度)
アポトーシス誘導粉末に調剤された内服剤を空腹時に内服した場合、稀に胃部に清涼感を感じる場合があります。(発現エビデンス:3%以下)
サイトカイン誘導カプセル形状の本製剤を服用開始した初期に1~2日ほど便秘生じた例があります(発現エビデンス:1%以下)
遺伝子サイレンシング(ヒストン脱アセチル化誘導)カプセル形状の製剤を服用開始後、初日に便秘傾向を示した例があります(発現エビデンス:3%以下)
悪液質対策(グレリン様アミノ酸ペプチド製剤)口腔内崩壊錠という性質により、服用後に口腔粘膜の荒れが認められたケースがあります。(発現エビデンス:5%前後)

自由診療による治療費

当院での検査/治療はすべて保険適応外の自由診療となります。また治療費用はご本人の病状や治療開始時期等によっても異なるため、あらかじめ担当医との相談や綿密な事前調査が望まれます。

※こちらの例示症例は、ご本人のがん病状に対する治療の一例です。例え、同一のがん種であったとしても、その医療判断/対処は個々人において様々であることも事前にご考慮願います。なお、診療費用にかかわる医療費控除については、確定申告の際に各自の申請をお願いしています。ご不明な点は居住地を管轄する税務署にご確認ください。

すい臓がん
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