すい臓がん(症例2)


58歳男性:すい臓がんの手術後に多発性の肝転移が出現

手術後に転移発覚/ステージ4


2年前にすい臓に腫瘍の影を指摘され、精密検査の結果、ステージ2のすい臓がんと診断を受けた58歳男性の方です。手術後の経過は順調でしたが、一年ほど経過した時点でCT検査を実施。その結果、肝臓に多発性の転移病巣が発見されステージ4の判定に。そして抗がん剤治療による延命を試みたそうですが、その後の病状は徐々に進行していきました。この時点で、肝臓に転移したがん腫瘍も十カ所以上に増加し、がんの活動性指標である腫瘍マーカーにも大幅な上昇が認められるようになりました。

リスクチェッカー検査を実施


こうした深刻な病状を携えて当院の腫瘍免疫外来を受診されました。
そこで、肝臓に多発性の転移が増えつつある状況を勘案し、即座に複合血液検査プログラム「リスクチェッカー」を実施。

ご来院時のCT検査所見


治療前CTでは、肝臓全域に広がる多数の肝転移病巣が認められました。

免疫治療前のリスクチェッカー所見


この症例では、幸いにも抗がん性免疫応答の中心をなす抗がん性サイトカインの数値に大きな変動が無い一方で、予後不良を指し示すヘルパーT細胞2系(Th2)比率の軽度上昇が確認されました。そこで、こうした状況を勘案すると、意外にシンプルな免疫治療のみで免疫応答性が回復できる可能性があると考え、以下のような治療方針が策定されました。

治療のポイントと治療方法


【治療ポイント】
1. 抗がん性サイトカインの数値は良好に保たれていたため、獲得免疫系で最も重要な識別マーカー「MHCクラスⅠペプチド」の発現促進が治療の中心に据えられました。
2. その上で、内服治療によるアポトーシス(プログラム細胞死)の誘導が計画されたのです。

【選択された治療】
ネオアンチゲン複合免疫治療の中から以下を選択
・ペプチド誘導(MHCクラスⅠペプチド)の実施
・アポトーシス誘導(プログラム細胞死の誘導)の併用

[経過] 免疫治療を開始しておよそ6ヶ月で著効に至る。

診療費用(税込)


初診料(初回)22,000円
再診料(4日)22,000円
リスクチェッカー検査132,000円
ペプチド誘導(2回)1,144,000円
アポトーシス誘導(3ヶ月)316,800円
血液検査(経過観察用:3回)24,750円
その他雑費(消耗品)3,520円
合計費用1,665,070円(税込)

ネオアンチゲン複合免疫治療のリスクと副作用


副作用

MHCクラスⅠペプチド誘導使用する注射製剤を点滴投与する際、稀に顔のほてり感を自覚する場合があります。(発現エビデンス:1%以下)

なお、採血/点滴時に消毒用アルコール綿を使用した場合、稀に皮膚の軽い赤みを生じる場合があります。(発現エビデンス:5%程度)
アポトーシス誘導粉末に調剤された内服剤を空腹時に内服した場合、稀に胃部に清涼感を感じる場合があります。(発現エビデンス:3%以下)
サイトカイン誘導カプセル形状の本製剤を服用開始した初期に1~2日ほど便秘生じた例があります(発現エビデンス:1%以下)
遺伝子サイレンシング(ヒストン脱アセチル化誘導)カプセル形状の製剤を服用開始後、初日に便秘傾向を示した例があります(発現エビデンス:3%以下)
悪液質対策(グレリン様アミノ酸ペプチド製剤)口腔内崩壊錠という性質により、服用後に口腔粘膜の荒れが認められたケースがあります。(発現エビデンス:5%前後)

当院での検査/治療はすべて保険適応外の自由診療となります。

当院での検査/治療はすべて保険適応外の自由診療となります。また治療費用はご本人の病状や治療開始時期等によっても異なるため、あらかじめ担当医との相談や綿密な事前調査が望まれます。

※こちらの例示症例は、ご本人のがん病状に対する治療の一例です。例え、同一のがん種であったとしても、その医療判断/対処は個々人において様々であることも事前にご考慮願います。なお、診療費用にかかわる医療費控除については、確定申告の際に各自の申請をお願いしています。ご不明な点は居住地を管轄する税務署にご確認ください。

すい臓がん
実例取り寄せる

すい臓がん治療の実例症例や検査、治療方法、費用等の資料を▶︎郵送でお届けします。(当院名称不記載可) なお▶︎ダウンロードによるPDF(総合案内版のみ)もお選び頂けます。


PAGE TOP