リスクチェッカー|東京MITクリニックが行う、がんの発症や再発に関連する指標変化を評価する高度精密血液検査
リスクチェッカー|東京MITクリニックが行う、がんの発症や再発に関連する指標変化を評価する高度精密血液検査

RISK Checkerは東京MITクリニックの登録商標です。

リスクチェッカーとは? がんの“兆し”を見逃さない高度精密血液検査

要点(概要)
  • 対象:再発リスク評価や免疫療法の適応検討を行う方など。最終判断は医師が個別に実施。
  • 内容:腫瘍マーカー・サイトカイン・NK活性・Th1/Th2比等を多項目で評価。
  • 結果:採血のみ。結果は目安で2〜4週間(体調や検査状況で変動)。

高度精密血液検査リスクチェッカーは、がんの発生や再発に関連する指標の変化を評価する、多項目血液検査です。

当院(東京MITクリニック)では、がん免疫治療前の初期評価として、この検査を原則として実施(推奨)しています。
本ページでは、リスクチェッカーの特徴・仕組み・活用方法について解説します。


リスクチェッカーとは

リスクチェッカーは、がんに関連する早期の兆候免疫機能の状態多面的に把握するための多項目血液検査です。

腫瘍マーカーに加え、サイトカイン(IL-6、IFN-γなど)や免疫細胞の活性度、バランス(Th1/Th2比)まで解析可能です。これにより関連する指標の変化を把握し治療計画の検討や再発リスク評価などの参考情報として活用します。最終的な判断は診療情報を踏まえて医師が個別に行います

リスクチェッカー開発の背景

リスクチェッカーは、当院(東京MITクリニック)が20年以上にわたり蓄積してきた「がん免疫治療の臨床データ」をもとに開発されました。
特に、1999年にスタートした「免疫バランス可視化プログラム Immuno Dock」の進化形として、
最新の腫瘍マーカー解析技術とAI解析を組み合わせ、がんと免疫の複合リスクを一度に評価できる設計となっています。
現在では、治療の適応判断や、再発防止のためのモニタリングにも活用されています。

項目分類測定指標目的・わかること
腫瘍マーカーCEA、CA19-9、AFP、PSA、CA125などがん発生・再発に関連する兆候を把握
サイトカインIL-6、IFN-γ、TNF-α体内の炎症状態や免疫活性の指標
免疫細胞機能NK細胞活性、Th1/Th2比自然免疫・獲得免疫のバランスと活性状態
総合評価スコア独自アルゴリズムがんリスク × 免疫低下を統合的に数値化

一般の血液検査との違い

項目一般の血液検査リスクチェッカー
測定項目5〜10項目程度27項目(がん+免疫)
評価の詳細度基本的項目の確認がん関連+免疫指標の把握
活用範囲健康診断、異常値確認治療前評価、免疫指標の可視化
目的健康維持がん治療に向けた個別戦略判断

検査で測定する内容

リスクチェッカー検査では、がんの存在だけでなく、それに対抗する免疫力の状態や偏りまでをも同時に評価します。
以下の5項目が、総合的な治療判断に活かされています

  • 腫瘍マーカー(最大20項目):がんの種類ごとに異なる指標を測定し、早期の兆候や再発の可能性を示す変化を把握
  • サイトカイン:IL-6、IFN-γなど、炎症や免疫活性の状態を示すタンパク質
  • NK細胞活性:自然免疫の主力として、がん細胞を直接攻撃する力を数値化
  • Th1/Th2比:獲得免疫のバランスを表し、過剰・不足の偏りを確認
  • 総合スコア:複数のデータを統合し、がんリスク×免疫反応の「今の状態」を数値化

このような方に検査をお勧めしています

以下のような方が、この検査を通じて「今の状態を知り」「治療判断に活かす」ことができます。

  • 手術や抗がん剤後、「再発が不安」と感じている方
  • 他院で「次の治療は難しい」と言われた方
  • 免疫療法を検討しているが、体質に合うかを知りたい方
  • 数値的根拠に基づいて、自分に合う治療を選びたい方

よくある質問(FAQ)

  • Q. この検査は保険適用ですか?
    A. 自由診療のため保険は適用されません。医師の判断に基づいて実施されます。
  • Q. 結果はどのように受け取れますか?
    A. 医師から直接ご説明し、書面での結果報告もお渡ししています。
  • Q. 検査にかかる時間や負担は?
    A. 採血のみで完了します。検査結果は通常2〜4週間以内に判明します。
  • Q. リスクチェッカーはどのような治療に役立ちますか?
    A. がん免疫療法、化学療法、放射線治療などの事前評価や、治療継続中の効果判定、さらには再発リスクのモニタリングなど、幅広い治療戦略の設計に役立ちます。

最後に

体に合った治療を選ぶためには、ただ「見つける」だけでなく、“体の反応を予測する力”が必要です。
リスクチェッカーは、そうした“免疫の地図”を描き出すためのツールとして、多くのがん治療現場で応用されています。

リスクチェッカーは、がんと免疫の状態を同時に数値化できる、次世代型の血液検査です。
治療を決める前に、まず「今の状態を正しく知ること」。 それが、あなたに合った治療を見つけるための最初の一歩になるかもしれません。

👉 詳しくはこちら:リスクチェッカー公式ページへ

※リスクチェッカーは、保険適用外の自由診療として提供されています。
※本ページは情報提供を目的としたもので、医療行為や効果を保証するものではありません。


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