院長よりあなたへ


いまを精一杯生き続けたいという想いを決して諦めてはなりません。

医療法人社団 東京MIT理事長
東京MITクリニック院長
医学博士 宇野克明


1996 年、私は神奈川県の横浜駅近くにある、とある大学医局・関連病院に理事長として赴任することになりました。当初の2年間ほどは、開設者として病院の現状把握や将来の機能改善に注力しなければならず、自身の専門である外科/腫瘍免疫学研究に十分な時間を割くことが難しかった時期でもありました。

しかし、転機が訪れました。

ある日、母校医学部の二人の恩師から刺激的な提案を受けました。
それは、「“新たながん免疫治療”を確立させてみてはどうだ」という、当時としては革新的な助言でした。

もちろん、当時は病院経営と研究者としての両立にとまどいもありましたが、その声に押され1998年に免疫研究センター/腫瘍免疫外来を立ち上げました。そして、その過程で開発した統合腫瘍免疫検査システム「イムノドック」が、現在のリスクチェッカーの前身となりました。

がん免疫治療と闘ってきた28年間のなかで何より心に残ったのが、患者さまが治療を終えて退院する日に笑顔で言われた「ありがとう」の一言でした。その瞬間、私にとって28年間の免疫研究/治療経験が、計り知れない価値を持った時間だったと確信したのです。

それでも私たちの取り組みは「まだ、まだ」終わっていません。
今後もさらなる進化と成長を目指し、がん免疫治療の研究と実践に全力を注ぎたいと存じます。
「変わらない為に、変わり続ける」という私たちの理念と、患者さまが今を精一杯生き続けたいという想いは普遍的であり、決して諦めるものではありません。これからも患者さま一人ひとりと共に闘い、「ありがとう」の言葉を頂くその日まで最善を尽くす、その思いを胸に、私たちはこれからも前進し続けます。

東京MIT クリニック院長 医学博士 宇野克明

宇野克明・経歴


1986年
東海大学医学部医学科卒業

1986年
東京女子医科大学第2外科に入局、一般外科・救急外科を研修

1988年
杏林大学医学部第1外科/免疫班に転籍、外科手術と併せて腫瘍免疫治療研究に携わる

1996年
横浜市中区の医療法人財団より招聘されて理事長に就任。
次いで、がん研究部門「免疫研究センター」と高度進行がん症例を対象とした「腫瘍免疫外来」を新規開設し、がん免疫治療を開始

1999年
免疫研究を基にしたがん免疫検査システム、「がん免疫ドック(イムノドック)後のRISK Checker(R)」を開発

2000年
東海大学医学部第2外科(兼任)、主要組織適合抗原MHCを中心にがん免疫研究を継続

2004年
東海大学医学部基礎系生体構造機能学教室(兼任)
ハルピン医科大学から名誉教授の称号授与

2007年
国連支援交流協会特別顧問に就任

2012年
がん免疫検査ドックの上位互換血液検査システムを開発 新たながん専門医療施設、東京MITクリニックを東京八重洲に設立
初代院長としてがん免疫治療を継続

2014年
法人化に伴い、医療法人社団東京MIT/東京MITクリニックに名称変更、理事長/院長に就任
MHCクラスⅠ研究に基づいた複合免疫治療の提供を開始

2016年~2021年
紺綬褒章授章(各年)

東京MITクリニック(自由診療)

費用一覧(税込)



治療内容
ご費用(税込)
初診料(初回のみ)22,000円
再診料(以後の各診療毎に)5,500円 
リスクチェッカー検査(1回)132,000円
治療評価用の血液検査19,800円
ネオアンチゲン・ペプチド誘導(点滴)572,000円
サイトカイン誘導(内服)1ヶ月分79,200円
アポトーシス誘導(内服)1ヶ月分105,600円
悪液質対策(内服)1ヶ月分36,000円
採血・点滴に関する消耗品雑費1,430円程度

自由診療による治療費


当院での検査/治療はすべて保険適応外の自由診療となります。また治療費用はご本人の病状や治療開始時期等によっても異なるため、あらかじめ担当医との相談や綿密な事前調査が望まれます。

東京MITクリニック
免疫治療のリスクと副作用


副作用

MHCクラスⅠペプチド誘導使用する注射製剤を点滴投与する際、稀に顔のほてり感を自覚する場合があります。(発現エビデンス:1%以下)

なお、採血/点滴時に消毒用アルコール綿を使用した場合、稀に皮膚の軽い赤みを生じる場合があります。(発現エビデンス:5%程度)
アポトーシス誘導粉末に調剤された内服剤を空腹時に内服した場合、稀に胃部に清涼感を感じる場合があります。(発現エビデンス:3%以下)
サイトカイン誘導カプセル形状の本製剤を服用開始した初期に1~2日ほど便秘生じた例があります(発現エビデンス:1%以下)
遺伝子サイレンシング(ヒストン脱アセチル化誘導)カプセル形状の製剤を服用開始後、初日に便秘傾向を示した例があります(発現エビデンス:3%以下)
悪液質対策(グレリン様アミノ酸ペプチド製剤)口腔内崩壊錠という性質により、服用後に口腔粘膜の荒れが認められたケースがあります。(発現エビデンス:5%前後)

免疫治療
実例資料を取り寄せる

免疫治療の実例症例や検査方法、免疫治療方法、費用等の資料を▶︎郵送でお届けします。(当院名称不記載可) なお▶︎ダウンロードによるPDF(総合案内版のみ)もお選び頂けます。


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